風箏 再飛高點 | たこ もっと揚がれー。 |
再高點 再高點 | もっと もっと揚がれー。 |
我來晚了 | 遅くなりました。 |
抱歉 忽然叫你過來幫忙 | ごめん。 急に 頼んで。 |
沒事 | ううん。 |
聽說杉良太郎 | 文化ホールに |
要來文化館了哦 | 杉
良太郎が 来るんだってよ。 |
小亞季 在家裡呢 | 亜季ちゃん。 おうち? |
她一個人在家沒事嗎 | 一人で 大丈夫? |
嗯 大兒子幫忙看著呢 | うん。 上の お兄ちゃん 見てくれてるから。 |
快看 | 見ろよ。 |
這個 | これ…。 |
請出示會員卡 | 会員証 お願いします。 |
深見洋貴客人嗎 | 深見 洋貴さん? |
是的 | はい。 |
請稍等 | ちょっと お待ちください。 |
最近的女孩真是早熟啊 | いやぁ 近ごろの女の子は ませてるよ。 |
說什麼想要 像大小姐穿的那種紅靴 | お嬢さまみたいな 赤い靴が 欲しいなんて 言っちゃってさ。 |
喂 話說回來
聽說寅去世了哦 | ねっ。そういえば 寅さん 死んじゃったってよ。 |
渥美清嗎 | 渥美 清? |
嗯 | うん。 |
不會吧 | 嘘!? |
真想看這波霸 | おっぱい 見てえ。 |
真想快點看啊 | 早く 見てえ。 |
喂 你哥哥呢 | おい。お兄ちゃんは? |
什麼呀 不在啊 走吧 | 何だ いねえのか。 行こうぜ。 |
那去洋貴家怎麼樣 | じゃ 洋貴んちは? |
不行的啦 | 駄目だよ。 |
我妹妹馬上就會進來看的 | うちの妹 すぐ 部屋 入ってくるし。 |
你家呢 | お前んちは? |
亞季 | 亜季ちゃん。 |
哥 | お兄ちゃん? |
還在睡嗎 | まだ 寝てんの? |
我回來了 | ただいま。 |
啊 回來啦 | あっ。おかえり。 |
歡迎回家 | おかえり。 |
咦 亞季呢 | あれ? 亜季は? |
不知道 | 知らない。 |
啊 | えっ? |
不是讓你帶著她玩的嗎 | 遊びに 連れてってくれたんじゃないの? |
不是交給你了嗎 | 頼んだじゃない。 |
什麼呀 | 何だよ。 |
本來還想給她一個驚喜來著 | せっかく 驚かしてやろうと 思ったのにねぇ。 |
會不會在美佳那裡啊 | みかちゃんとこかな? |
耕平 還沒開飯呢 | 耕平。まだ。 |
我是靜岡警署的警察 | 静岡県警の者ですが |
可以請您確認一下照片嗎 | 写真を 確認していただけますか? |
這是您女兒的東西吧 | お嬢さんのもので 間違いありませんか? |
就在剛才 | 先ほど |
三日月湖中發現了她的遺體 | 三日月湖で 遺体で 発見されました。 |
騙人 不會的 不會的 騙人 騙人 騙人 | 嘘…。 嘘! 嘘! 嘘! 嘘! 嘘! |
路況有點擠吧 | 道 混んでましたか? |
啊 有點 | ああ。ちょっと。 |
辛苦了 | お疲れさまです。 |
兩雙3B型號的墜子 | 2そう。 3Bの ガン玉。 |
這裡的老闆啊 | ここの ご主人さ。 |
嗯 | はい。 |
以前的那個 | 昔 ほら 中学生が |
中學生殺害小學生女孩的案件 | 小学生の女の子を 殺しちゃった事件。 |
啊 屍體是在沿著32號線的 | ああ。 あの 32号線沿いの |
那個山的水池裡發現的那個案子嗎 | 何とか山の池に 浮かんでた? |
是的是的 盤問也 | そうそう。 検問も…。 |
好勒 走了 | よし。 行こう。 |
給 釣魚的墜子 | はい。 ガン玉。 |
啊 謝了 | ああ。 どうも。 |
| |
謝謝 好了 | ありがと。 はいはい。 |
中午過後還有3個人要來 | 昼から また 3人だ。 |
趁現在沒什麼人 | 今のうち。 |
明天是亞季的生日 | あした 亜季の誕生日だ。 |
我呢 暫時 | お父さんな しばらく…。 |
我說 哥 | あのさ お兄ちゃん |
什麼 | えっ? |
為什麼會有 佛蘭德斯的狗 這個故事呢 | フランダースの犬って 何のために あるの? |
尼洛 他沒有父母 | ネロはさ お父さんも お母さんも いなくて |
被人欺負 被人欺騙 | いじめられたり だまされたりして |
最後就那麼死了 和狗狗一起 | 最後には 死んじゃうのよ。 犬も一緒に |
為什麼會有這麼悲傷的故事呢 | 何のために こんな悲しい お話が あるの? |
什麼為什麼 | 何のためって? |
尼洛還是沒降生在這個世上的好吧 | ネロは 生まれない方が よかったんじゃない? |
哥哥 你覺得呢 | お兄ちゃん。 どう思う? |
請把我的手機號碼也刪除了吧 | 僕の携帯の番号も 消しておいてください。 |
爸爸 | お父さん。 |
怎麼了 | どうした? |
我被甩了 爸爸呢 | 振られた。 お父さんは? |
被解雇了 | 首になった。 |
有匿名電話打到公司來 | 匿名の電話が 会社に かかってきたらしい。 |
| |
我覺得不會有退休金了 | 退職金は 出ないと思う。 |
你靜岡的哥哥 問去不去他那兒 | 静岡の お兄ちゃん 来ないかって 言ってくれてる。 |
讓我一個人留在這吧 | 私だけ ここに 残ろっかなぁ。 |
那件事傳到學校的話你肯定會被欺負的 | 学校で バレたら いじめられるよ。 |
那是姐你那個年代的事啦 | それは お姉ちゃんのときでしょ。 |
那件事發生的時候還沒我呢 | 私は まだ 生まれる前のことだし。 |
那要不要試試 | じゃ 試してみたら? |
不僅僅是學生 老師們也是哦 | 生徒だけじゃなくて 先生もだからね。 |
不行的 要搬家的話得大家一起走 | 駄目よ。 引っ越すときは みんな一緒。 |
要是沒有我和奶奶 也許就好了呢 | 俺と おばあちゃんが いなければ 済むことなのかも しれないな。 |
你們的戶籍已經註銷了 沒關係的 | お前たちは 籍 抜いてるから 大丈夫だ。 |
也許是因為爸爸的居民卡 才被發現的 | お父さんの住民票が 原因で 見つかってるのかもしれない。 |
遞出離婚申請的時候我們約好的吧 | 離婚届を 出したときに 約束したでしょ? |
絕對不分開 | 絶対に 離れないって。 |
養老院的合同書放在哪兒了 | 老人ホームの契約書 どこに置いた? |
哎 聽說那裡的設施很不健全的 | えっ。 あそこは 設備が 不十分だって。 |
不能再帶著奶奶東奔西走了 | これ以上 おばあちゃんを 連れていくわけには いかない。 |
好勒 | よいしょ。 |
舒服嗎 | 気持ちいい? |
奶奶 您別擔心 | 心配しないでね おばあちゃん。 |
我會想辦法的 | 私が 何とかするから。 |
聽著啊 | 聞いたか? |
我沒有積蓄 不過也沒有欠款 | 貯金はないけど 借金もないし。 |
以後你要好好幹啊 | ああ。 後は うまく やってくれ。 |
為什麼放棄了 | 何で ほっといた? |
這樣的話 我就能見到亞季了吧 | そりゃあ 亜季に 会えるからなぁ。 |
什麼事 | えっ? |
那是您的車嗎 | 車。あれっすか? |
啊 不好意思 | あっ。 すいません。 |
不 沒關係 停那吧 | いや。 別に 何にも。 あれなんで。 |
有事嗎 | はい? |
沒什麼 | いや。 |
有什麼事嗎 | 何すか? |
沒事 | いや…。 |
您是住在這的人嗎 | ここの方ですか? |
嗯 算是吧 是因為那個 我 | まあ ちょっ…。 あれなんで 自分。 |
哎 | えっ? |
沒事了嗎 | いいっすか? |
啊 | あっ。 |
哎 | えっ? |
沒什麼 | いや。 |
怎麼了 | 何すか? |
沒什麼 我有點餓了 | いや。 おなか すいちゃって。 |
啊 | ああ。 |
多少錢 | お幾らですか? |
不用了 | いいっす。 |
但是 | でも。 |
這是我自己的東西 | 個人的な 食品なんで。 |
啊 就是說不是店裡的 | ああ。 店のじゃないってことです。 |
| |
您是從東京來的嗎 | 東京からですか? |
啊 是的 | あっ。まあ。 |
一個人嗎 | 一人でですか? |
啊 我找到插座了 | あっ! コンセント ありました。 |
| |
| |
你把面準備一下吧 | 用意して。 |
那個 | あのう。 |
怎麼了 | はい? |
倒開水前就放調料包的話 | お湯 入れる前に ソース 入れちゃったら…。 |
啊 沒 沒關係的 我吃得慣的 | あっ。 だ… 大丈夫です。 食べれます。 |
不行 肯定不行的 | 無理です。 相当 無理だと思います。 |
那個 飯團 | あのう おにぎりとか。 |
我去買飯團吧 | そういう おにぎりのとか 買ってきます。 |
不 真的不用麻煩 | いや。 ホント よくて。 |
你要干木魚的還是梅子的 哪種比較好呢 | おかかか 梅か どっちが いいですか? |
那就鮭魚的吧 | じゃあ シャケ。 |
啊 不好意思 | あっ。 すいません。 |
我沒想到鮭魚 | シャケ 気付かなくて。 |
哥 | 兄ちゃん。 |
爸爸突然坐出租車來我家了 | タクシーで いきなり うち 来たんだよ。 |
| |
沒什麼 | いや。 |
爸爸說他想見見媽媽 | 母さんに 会いたいって いってさ。 |
當然媽媽假裝不在家了 | もちろん 居留守 使ったけど。 |
沒見到啊 | 会ってないんだ? |
都沒進我們家門 | うちにも 入れてないよ。 |
他們都已經離婚十年了 我又是入贅女婿 | 離婚して 10年以上だよ。 俺 あの家じゃ 婿養子だしさ。 |
還要照顧媽媽 | 母さんまで お世話になってるし。 |
我也不想給丈人添麻煩 | 向こうの お父さんに 迷惑 掛けたくないんだよ。 |
為什麼到現在還說什麼想見媽媽的話啊 | 何で いまさら 母さんに 会いたいなんて。 |
說是想跟媽媽說說亞季的事 | 亜季の話が したいって。 |
說什麼今天是亞季的生日 | 今日 亜季の 誕生日だったんだって? |
還買了生日蛋糕過來 | バースデーケーキなんか 買ってきちゃってさ。 |
我和媽媽都當那件事情沒有發生過 | 俺も 母さんも そういうの ないことにしてるからさ。 |
快點醒醒啊 | ほら。起きろよ。
|
我來吧 | 俺 やるよ。 |
| |
要鋪下被子嗎 | お布団 敷きますか?
|
謝謝 | すいません。 |
對不起 對不起 | ごめんなさい!ごめんなさい! |
被子 被子在那邊 那邊 | 布団。 布団 こっち。 布団 こっち。 |
啊 不好意思 | あっ。 すいません。 |
啊 都是些舊東西 | ああ 昔の。 |
如果拖欠了十五年 得要多少錢啊 | 15年 延滞したら 幾らになんのかな? |
醒啦 | 起きた? |
在家呀 | うちか。 |
啊 我去拿水過來 | あっ。お水 持ってきます。 |
女朋友嗎 | 彼女か?
|
估計是想要自殺的 | 自殺志願者。たぶん。 |
誒 那怎麼辦 | えっ!? どうすんだ? |
不要聲張為好 | あんま 騒がない方がいい。 |
打電話了嗎 那個 那個 | 電話したか? ほら。 あの |
電話旁邊的那張紙上有號碼 | 電話の横の ほら。 |
事到如今 怎麼又跑到媽媽那兒去了 | 何で いまさら 母さんのところなんか。 |
你幹什麼 幹什麼呢 幹什麼呢 | 何してるの? 何してるのよ?何してるの? |
| |
亞季都不會回來的 還是忘了她吧 | 亜季は 帰ってこないんだ! 忘れてしまうんだよ! |
你這是幹什麼 | 何してんのよ! |
我們再 再生個孩子不就行了嗎 | また。 また 子供 つくればいいじゃないか! |
我們再生個孩子就好了 | また 子供を つくればいいじゃないか |
點餐時請叫我 | お決まりになりましたら お呼びください。 |
| |
燒春雞和麵包 | タンドリーチキンのと パン。 |
好的 知道了 | はい。 かしこまりました。 |
請稍等 感謝點餐 | 失礼します。 ありがとうございます。 |
請稍等 | 少々 お待ちください。 |
| |
經常吃燒春雞嗎 | タンドリーチキン よく 食べるんですか? |
誒 啊 燒春雞啊 | えっ… あっ。 タンドリーチキンですか? |
我之前在這類店打過工 | 前 ここの系列で バイトしてたことあって。 |
是嗎 | へえー。 |
啊 自我介紹一下 我叫深見 | あっ。 自分 深見です。 |
啊 我叫遠山 | あっ。 遠山です。 |
遠山小姐打工的店 人也這麼少嗎 | 遠山さんが バイトしてたところもこれぐらい すいてました? |
因為那家店附近有大學 | 周りに 大学とか あったんで |
所以高峰期的時候人很多 | 混んでるときは 混んでましたけど。 |
| |
讓您久等了 | 失礼します。 |
打擾了 | 失礼しました。 |
| |
不是 我不是那個意思 | いや。 そういうのは。 |
你肯定覺得我很噁心吧 | 僕のこと だいぶ 気持ち悪いと 思ってますよね? |
誒 為什麼 我沒這麼想哦 | えっ? 何でですか? 思ってませんよ。 |
那個 我自己 算了 | まあ 自分…。 いいや。 |
誒 不要話說一半啊 | あれ? 言いかけて やめるの やめましょうよ。 |
| |
| |
還沒有談過戀愛 | 女の人と 付き合ったこと ないんすよ。 |
是嗎 | へえー。
|
很糟糕吧 | ヤバくないっすか? |
現在這樣的有很多 | 結構 いるんじゃないですか? |
剛才你看到那個錄像帶了吧 | さっきのビデオ あるじゃないですか。 |
啊 是的 | あっ はい。 |
就在我租那個帶子的時候 我妹妹被殺了 | あれ 借りてたときに 妹が 殺されたんです。 |
我當時自己滿腦子想的都是波霸什麼的 | 自分 そういうときに おっぱいのこと 考えてたんです。 |
所以 怎麼說呢 | まあ それで 何ていうか…。 |
啊 你在聽嗎 | あっ。 引いてます? |
不是 我是沒有走神 我只是在想 | いや。 引くっていうか 何か 何で いきなり |
你為什麼突然說這些 | そんな話 するのかなって思って。
|
哦 也是 | ああ。ですよね。 |
沒關係 您想說什麼就說吧 | 別に いいんですけど 深見さんの好きな感じで。 |
遠山小姐地震的時候在幹什麼 | 遠山さん 地震のとき どうしてました? |
我當時在這裡 | 自分 ここにいて そんとき 店員さんで |
有一個和尼古拉斯·凱奇長得很像的人 那個人 | ニコラス ケイジに似てる インド人の人がいて その人… |
| |
為什麼你妹妹會 | 何で 妹さんは その…。 |
被殺嗎 | 殺されたかですか?
|
嗯 | はい。 |
| |
請問有筆嗎 | 書くもの ありますか?
|
請用 | どうぞ お使いください。 |
這是我上初中的時候的家 | これ 僕が 中学んときまで 住んでた家です。 |
嗯 | はい。 |
這是車站 這是商業街 這有條河 | 駅で 商店街で 川があって
|
這裡是中學 小學 | 中学校で 小学校で |
這裡還有條國道 這是出租音像店 | 国道があって これが レンタルビデオ屋です。 |
這有座山 當時我們叫它三日月山 | 当時 僕らが 三日月山って 呼んでた 山があって |
山裡有個湖 | 奥に 湖があります。 |
啊 這裡就是我妹妹被殺的地方 | あっ これ。 妹が 殺された所です。 |
我妹妹叫亞季 | 妹 亜季っていうんですけど その日 亜季が |
那天我妹妹跟我說 哥哥咱們放風箏去吧 | お兄ちゃん たこ揚げしようって言って。 |
我去 我去 一定去 | 行く 行く。絶対 行く
|
哥哥 | お兄ちゃん! |
哥哥 | お兄ちゃん! |
要是跟我來 我就再也不跟你玩了 | ついてきたら 一生 遊ばないからな |
好吧 | 分かった |
那是我見我妹妹的最後一面 | まあ そんときが 生きてる妹を 見た 最後っていうか。 |
啊 你是不是想知道好端端的為什麼 | ああ。そもそも 何で 妹が 犯人に ついていったか |
兇手會盯上我妹妹 | 気になりますよね?
|
啊 | はあ。 |
兇手是我中學時期的朋友 | 犯人が 中学の 僕の友達だったからです。 |
是嗎 | そうですか。 |
當時 我妹妹在湖邊放風箏 | で 妹は この湖で たこ揚げをして。 |
然後兇手用錘子打她的頭部 打了5下還是6下 大概7下 | で その犯人に 金づちで 頭 殴られて 殺されました。 |
把我妹妹殺害了 | 5回か 6回か 7回。 |
然後我妹妹動不了了之後 兇手就把屍體扔到了這個湖裡 | で 動かなくなった 亜季の体は この湖に 投げ込まれて…。 |
那個 | あのう。 |
讓您久等了 這是您要的燒春雞 | お待たせいたしました。 タンドリーチキンになります。 |
您的和式牛肉餅 | 和風ハンバーグです。 |
菜已上齊了 | ご注文は お揃いでしょうか? |
請慢用 | ごゆっくり どうぞ。 |
燒春雞看起來蠻不錯的嘛 | タンドリーチキン おいしそうじゃないですか。 |
多謝款待 | ごちそうさま。 |
我說 你要幹嘛 | ちょっ…。 何してるんすか!? |
對不起 | すいません。
|
你到底要怎樣 | 何なんすか!? |
說完那些話你竟然還能吃下飯啊 | あんな話とかした後で よく ご飯とか食べられますよね。 |
一般不是會很痛苦嗎 | 普通 きつくないっすか!?
|
一般會很難受的吧 | 普通 もっと きつくないっすか!? |
這不一樣 | 普通じゃないから。 |
我妹妹被殺和一般情況不一樣 | 普通じゃないんで。 妹 殺されんの。 |
我已經想不起來了 那時的亞季的臉 | 思い出せないんすよね。 このごろ 亜季の顔。 |
我們家連一張照片也沒有 | うち 写真とか 1枚もなくて。
|
漸漸的 漸漸的 | だんだん。 だんだん 何か |
我就想不起亞季的模樣了 | 亜季の顔 どんなだったか 分からなくなってきて。 |
我總是對亞季很冷淡 | 自分 いっつも 亜季に冷たくて。 |
如果有一千次是對她冷淡的話 | 冷たくしたのが 1,000回だとしたら |
對她好的也就只有一次罷了 | 優しくしたのは 1回ぐらいで。 |
即使這樣 亞季總是 哥哥 哥哥 的叫我 | それなのに 亜季 いっつも お兄ちゃん お兄ちゃんって。 |
哥哥 | お兄ちゃんって…。 |
但我已經想不起來了 | でも 思い出せないんです。 |
為什麼 | 何でですか?
|
嗯 | はい? |
為什麼要對剛見面的我說這些話 | 何で 会ったばかりの私に そういう話。 |
啊 感覺我們之間好像有些相似的感覺 | ああ。 何か同じようなの感じて。 |
相似的 | 同じ? |
對不起 感覺我們好像都遭遇過 | すいません。何か同じような目に遭ったこと |
類似的事情似的 都是受害者的那種感覺 | あるんじゃないかなって。 何か被害者的な。 |
請使用3號室 可以的話 請用這個 | 3号室使ってください。 よかったら これ。 |
請問 | あのう
|
是 | はい。 |
你現在還恨他吧 那個犯人 | 今でも恨んでるんですよね? その犯人のこと。 |
還有犯人的家屬 | 犯人の家族のこととか。 |
犯人是 啊 名字叫做三崎文哉 | 犯人は
ああ
三崎文哉って いうんですけど。 |
是 | はい。 |
至於文哉為什麼要做那樣的事 | 文哉は何であんなことしたのかとか |
現在怎麼樣了 我至今也不知道 | 今どうしてるのかとか全然分かんないし。 |
說起來 | どっちかっていうと |
總感覺殺死妹妹的人是我 | 妹殺したのは自分だと思ってるし。 |
我也不太清楚 | よく分かんないんで
|
是嗎 | そうですか。 |
不是有本叫 佛蘭德斯的狗 的書嗎 | 『フランダースの犬』って あるじゃないですか。 |
主人公的那個男孩 | あの主人公の男の子って |
從沒遇到過好事 不是嗎 | 何にもいいことないじゃないですか。 |
如果沒有降臨到這世上 是不是更好 | 生まれてこない方が よかったんですかね? |
是在說你妹妹嗎 | 妹さんのことですか? |
你這麼想你妹妹的嗎 | 妹さんのことそんなふうに思ってるんですか? |
不 算了 算了 晚安 | いや。いいです いいです。おやすみなさい。 |
嗯 是朋友 和朋友在一起 | うん。友達だよ。友達と。 |
沒事的 嗯 好的 再見 | 大丈夫。うん。はい。じゃあね。はい。 |
怎麼了 | どうしたんですか? |
早上起來後 爸爸又不見了 | 朝 起きたら父がまたいなかったんです。 |
啊 電話 | あっ。電話! |
是 知道了 | はい。分かりました。 |
說是他拿著菜刀要坐去往東京的電車 | 何か包丁持って東京行きの電車に乗ろうとして |
好像還被警察帶走問話了 | 何か 警察に任意同行されたって。 |
給您添麻煩了 真是非常抱歉 | ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。 |
爸爸 回家了 | 父さん 帰るよ。 |
我發現了 | 見つけた。 |
誒 | えっ? |
我知道少年A的事情了 畜生 | 少年Aのことが 分かった。チキショー。 |
就差那麼一點了啊 畜生 | もうちょっとだったのにな。チキショー。 |
去醫院吧 | 病院 行くよ
|
回家 | うちだ。 |
就算回家也 | うち 帰ったって。 |
不是 | 違う。 |
回松見台的那個家 | 松見台の うちだ
|
誒 | えっ? |
我說 | ちょっと…
|
帶我過去 | 連れてけ。 |
爸爸 | 父さん。 |
| |
您沒事吧 | 大丈夫ですか? |
啊 是你啊 | あっ。あなた…。 |
行了吧 回家吧 | もう いいっしょ。帰ろう。 |
不可思議啊 | 不思議だな。 |
一到這裡 總感覺能遇見亞季 | ここに来ると いつでも亜季に会えるような気がする。 |
之前 和亞季去採葡萄的時候 | この前なんか亜季とブドウ狩りに行ったとき…。 |
我知道了 夠了吧 | 分かったよ!もう いいだろ!? |
只有你會說這種話 | あんただけだよ。そんなこと言ってんの。 |
說起來 你自己說的吧 | だいたいさ 自分でしょ? |
是你說的讓我們忘掉亞季 | 亜季のこと 忘れようって言ったのは。 |
但是 但是我忘不掉 | でもな。でも無理だったんだ。 |
爸爸我啊 那天看到了亞季放的風箏 | お父さんさ あの日亜季が揚げてるたこを見たんだ。 |
我看見了 | 見たんだよ。 |
夏天 白色的風箏飛在空中 | 夏の空に白いたこが飛んでんのを。 |
飛的好高 | よく飛んでた。 |
但是 風箏突然落了下來 | ところが たこが急に落っこって。 |
爸爸我不知為什麼 突然覺得不安起來 | お父さん 何だか分からないけど 急に胸騒ぎし始めて。 |
想去看看 | 見に行こうかなと思ったんだけど
|
但是那天好熱 好熱 | あの日は暑くて。暑くてさ…。 |
爸爸沒能救亞季 | お父さん 亜季助けられなかった。 |
到了晚上 我發現亞季沒有回來 | 夜になって 亜季が帰ってないことに気付いた。 |
然後 那漫長的一天就開始了 | それから 長い あの一日が 始まった。 |
事到如今 你說這些話有什麼用啊 | いまさら そんなこと言ったってしょうがないだろ? |
你說這些話 我也 | そんなこといったら 俺だって。 |
對不起 對不起 | すまん。すまん。 |
去年的這個時候我被告知得了癌症 | 去年の今ごろがんの告知を受けた。 |
我想 這一來 終於可以去亞季那和她見面了 | これで やっと亜季のところに行けると思った。 |
人生只是一瞬間啊 但是卻有著那麼一天 | 人生なんてあっという間だよ。 ただその中に あの一日がある。 |
人生雖然短暫 但是那一天卻很漫長 | 人生は短かったけど あの一日は長かった。 |
現在所有的一切也都要結束了 | それももう終わる
|
胡說什麼啊 | 勝手なこと。 |
但是 我還剩一件事沒做 | ただな お父さん 一つだけやり残したことあった。 |
死之前 我無論如何都想知道一件事 | 死ぬ前に どうしても知りたいことがあった。 |
少年A現在在哪 怎麼樣了 | 少年Aが 今どこでどうしてるかだ。 |
我想當面問問他為什麼要做那樣的事 | あの子に会って どうしてそんなことになったのか |
我想知道事實的真相 | 本当のことを聞いてみたかった。 |
但是 我們絕對問不出他的住處的 | だって 居場所は絶対教えてもらえないはずじゃ…。 |
我找到了那孩子進的醫療少年教養院的護士 | あの子が入ってた医療少年院の看護師さん見つけたんだ。 |
那個護士 | 看護師さん |
把他在少年教養院的事情告訴了我 | 彼が 少年院にいたころのこと教えてくれた。 |
他出來了嗎 | 外に 出てんのか?
|
在8年前 | 8年前にな。 |
我也覺得時間有點短 | お父さんも短いなと思った。 |
8年前 | 8年前って…。 |
護士給我看了一幅畫 | 看護師さん 絵見せてくれた。 |
是少年A在出來前畫的畫 | 少年Aが 退院する前に描いた絵だ。 |
挺美的 | 美しい絵だよ。 |
亞季 | 亜季。 |
他根本就沒有反省 | 反省してない。 |
對那孩子來說 那只是他美麗的回憶罷了 | あの子にとって それは美しい思い出にすぎないんだ。 |
為什麼 | 何で! |
為什麼 殺了亞季的傢伙還活著 | 何で 亜季を殺したやつが生きているんだ! |
亞季已經回不來了 已經不能長大成人了 | 亜季は もう帰ってこないんだ!大人になれないんだ! |
但是 為什麼那傢伙只被關了7年就出來了 | なのに何で あいつはたった7年で出てくるんだ! |
還能夠長大成人 | 大人になれるんだ? |
他沒有在賠罪 也沒有在反省 | 罪を償ってない! 反省もしてない! |
甚至連前科都沒留下 他就自由了 | 前科もない! 自由だ! |
不知在哪個城市裡 若無其事的混在人群裡生活著 | どこかの町で 平気な顔して人に紛れて暮らしてるんだ! |
但是 但是 那傢伙 還會繼續的 | だけど。 だけど こいつ また やる。 |
那傢伙 還會再殺人的 | あいつ また人を殺す。 |
你拿著菜刀去東京 是想 | 包丁持って東京行こうとしたのは…。 |
是因為那個傢伙 我想把那傢伙給殺了 | あいつ。 あいつ殺そうと思って。 |
那傢伙的保護人 上周去世了 | あいつの保護司だった人が先週 亡くなった。 |
明天 明天在東京舉辦葬禮 | あした。 あした 東京で葬式がある。 |
在東京叫善苑寺的一個殯儀場 | 東京の善苑寺っていう 葬儀場だ。 |
洋貴 我已經動不了了 | 洋貴。お父さんもう動けないんだ。 |
你帶我過去 | お父さん連れていってくれ。 |
然後 我會親手殺了他 | そしたら お父さん あいつこの手で殺すから。 |
我不服氣 我要為亞季報仇 | 悔しいんだ!亜季の敵取らないといけないんだ! |
我不服氣啊 我死不瞑目啊 | 悔しいんだよ。死んでも死にきれないんだ。 |
| -無理だって -死んでも 死にきれないんだよ! |
| |
爸爸 | お父さん? |
爸爸 爸爸 | 父さん!?父さん! |
| -血圧は? -80の 40です。 |
| |
| |
哥哥 放風箏去吧 | お兄ちゃん! たこ揚げは? |
下次吧 | 今度でいいだろ |
今天放吧 今天放吧 | 今日がいいの!今日がいいの! |
為什麼會有 佛蘭德斯的狗 這個故事呢 | 『フランダースの犬』って 何のために あるの? |
什麼為什麼 | 何のためって? |
還是沒降生到這個世上 更好吧 | 生まれない方が よかったんじゃない? |
哥哥 你是怎麼想的呢 | 兄ちゃん。 どう思う? |
| |
哇 風箏 好高啊 | あ! たこ 高いね |
哥哥 真厲害啊 | お兄ちゃん すごい |
風箏飛得真高啊 | たこ 高いねぇ |
亞 亞季 | あ… 亜季? |
亞季 | 亜季? |
亞季 | 亜季。 |
亞季 那時候你冷不冷 痛不痛啊 | 亜季。冷たかったか? 痛かったか? |
等著啊 亞季 | 待ってろよ。亜季。 |
知道了 那麼 明天1點 | 分かりました。 それじゃ あした 1時ということで |
| |
拜託了 好的 這麼說定了 | よろしく お願いします。 はい。 失礼します。 |
奶奶 密告我們家事情的 | おばあちゃん。 あの人じゃなかったよ。 |
不是那家人做的 | うちの家族のこと 密告してたの。 |
我什麼都沒辦到 | 私 何にも できなかった。 |
對不起 真的對不起 奶奶 | ごめんね。 ごめんね おばあちゃん。 |
沒有贖罪 甚至沒有反省 | 罪を償ってない! 反省もしてない! |
那個混蛋還會殺人的 | あいつは また 人を殺す! |
必須為亞季報仇 | 亜季の敵 取らないと いけないんだ! |
哥哥 真厲害 | お兄ちゃん すごい |
我開動了 | いただきます。 |
真是的 別嚇我啊 | もう。 びっくりさせないでよ。 |
剛剛 爸爸去世了 | さっき 父さんが死にました。 |
那 那個 | あ… あのう。 |
我正要去給小亮買牛奶 | 今 りょうちゃんのミルク 買いに 行くとこなの。 |
由佳在家 你在裡面等一下吧 | 由佳さん いるから 中で 待ってて。 |
沒時間了 我就是來告訴你一聲的 | 時間ないんで。 伝えに来ただけなんで。 |
這樣啊 偶爾也來吃頓飯吧 | そう。 たまには ご飯でも 食べにいらっしゃいね。 |
你就這種反應嗎 | そんなもんなのかな? |
那個人 那個人雖說有軟弱之處 | あの人は。 あの人は 弱いとこも あったけど |
即使這樣 他也用自己的方式想要去保護家人 | それは それで 弱いなりに 家族とか守ろうとしてて。 |
雖然他不中用 一無是處 | それでも 駄目で。 全然 駄目駄目で。 |
他抱著懊悔的心情 | 後悔したまま |
臨死前說著 即使是死也不能瞑目 | 死んでも 死にきれないって 言って 死んでって。 |
結果呢 結果你就這樣的反應嗎 | それで? それで そんなもんなのかな? |
至少 至少為他流一滴眼淚也好 | 少しは。 少しは あの人のために 泣いてやっても。 |
我的眼淚已經流光了 | もう 涙なんか なくなったわ。 |
這個世界上 再也沒有比那件事情更讓我悲痛的了 | あれより 悲しいことなんて この世に ないもの。 |
與那件事情相比 | あれより。 |
媽媽 | 母さん。 |
還有什麼事 | うん? |
但是 我 即使這樣 我還是會繼續生活下去的 | でも 俺は。 それでも 俺は 生きてくから。 |
為了使亞季覺得 活下去便是好的 | 亜季が 生まれてきても よかったんだって 思えるように。 |
| |
沒關係的 | 大丈夫です。 |
媽媽 只需忍耐一會兒就好 | 母さん。 ちょっとの 我慢だから。 |
15年前在靜岡發生的案件 | 15年前に 静岡で起こった 事件なんですって。 |
| |
| |
沒關係的 你已經盡力了 | 大丈夫。 あなたは 精いっぱい やってる。 |
即使把母親送入養老院 | 親を 老人ホームに入れて |
不去找自己的兒子 這也算是盡力了嗎 | 自分の息子を 捜そうとも しないのにか? |
好好守護現在身邊的家人吧 | 今いる家族を 守って。 |
深見先生 | 深見さん。 |
你好 | どうも。 |
| |
| |
那個 雖然很高興你為我擔心 | あのう 心配してくれんのは うれしいんですけど |
不過和遠山小姐完全沒有關係 | 遠山さんには 全然 関係ないことですし。 |
深見先生 你想要殺死少年A吧 | 深見さん。 少年Aのこと 殺そうとしてるんですよね? |
和你毫無關係吧 | 遠山さんには 全然 関係ないことですから。 |
| |
我 我知道你妹妹的事情 | 私 私 深見さんの妹さんのこと 知ってます。 |
我知道深見亞季的事情 | 深見 亜季ちゃんのこと 知ってます。 |
我有點不明白你在說什麼 | ちょっと 意味 分かんない。 |
深見先生說過吧 | 深見さん こないだ 言ってましたよね? |
說自己一直都對妹妹太冷淡了 | 妹さんに 冷たくしてばっかりいたって。 |
我是這樣認為的 | 私 思うんです。 |
做妹妹的 即使被哥哥冷漠的對待1000次 | 妹って 兄から 1,000回 ひどいことされても |
如果有一次哥哥是溫柔的 | 1回 優しいのがあったら |
就能感受到哥哥的親切 | 何か お兄ちゃんって感じ するんですよね。 |
就想再和哥哥一起玩 | 何か また 遊んでもらいたく なるんですよね。 |
因為知道哥哥的溫柔肯定還會有下一次 | 優しいとき 知ってるから またって 思うから。 |
所以 所以無法討厭哥哥 | だから。 だから そんなに 嫌いになんて なれなくて。 |
你是誰 | あんた 誰? |
是誰 | 誰? |
我是 | 私は…。 |
那個 | あのう。 |
文哉 | 文哉? |
快跑 哥哥 | 逃げて! お兄ちゃん! |
哥哥 快跑 | お兄ちゃん 逃げて! |
放手 | ああ!放せ! |
| -嫌! 嫌! -放せ! |
我是少年A的妹妹 | 私が 少年Aの妹です。 |
我是三琦文哉的妹妹 雙葉 | 三崎 文哉の妹 双葉です。 |
| |
| |
| |
小健 你回來啦 | 健ちゃん おかえり! |
你不要這個打扮晃來晃去的 | お前 そんな格好で うろうろすんな。 |
離婚後回娘家就連裙子都不能穿了嗎 | 出戻りは スカートも はいちゃ いけませんか? |
小健 風箏放不起來 | 健ちゃん! たこが 上手に 飛ばないの! |
昨天給悠裡讀了你給的連環畫 | 昨日 健ちゃんが くれた 絵本 悠里に読んであげたの。 |
| |
是個令人絕望的故事呢 | 救いようがない お話だよね。 悠里が聞くの。 |
悠裡問 為什麼會有這麼悲傷的故事呢 是為什麼呢 | どうして こんな悲しい お話が あるの?って。 何でかな? |
| |
因為人是悲哀的生物吧 | 人間って 悲しい生き物だから。 |